タクシーはLPガスが燃料って本当?

車と言えば、一般的にはガソリンが燃料ですが、国内で走っているタクシーの燃料にはガソリンは使用されていません。95%のタクシーの燃料は「LPガス」。これらの車を「LPG車」「LPガス自動車」「プロパン車」とも呼ばれます。

 歴史は古く、昭和37年にガソリン、軽油が燃料のタクシーがはじまりでしたが燃料の高騰が理由でLPガスのタクシーが開発されました。
 当然、ガソリンよりもLPガスが安く、タクシーの燃料としてLPガスが定着したのです。
 それからは自社スタンドを構えるタクシー会社が増えるほど、どんどんLPガスタクシー専用のスタンドが全国に広がりました。コストの削減にLPガスは役立っているのです。

 でも一般者だってコストが削減できるんだったらLPガスの車が販売されればいいのに・・・と思ってしまいます。でも実際LPガス使用の車に乗って走ってもLPガス専用のスタンドってほとんど見かけません。燃料補給したい時にスタンドが無いのでは車を運転するのは無理ですものね。
 当初ガソリンや軽油がタクシーで使用されていた時代、欧米でLPガスタクシーが走っている実例の元、研究が重ねられ国内では大阪が初めてのオートガススタンドができ、それ以来急速にLPガスタクシーとオートガススタンドが増えて行ったのです。今では約1900箇所にも増えているそうです。教習所でも簡易ガススタンドが隣接されているところもあるそうです。私達が運転している時にガソリンスタンドのようには見かけることはないですが、でも近い将来ガソリンがなくなる時代が来たら急速に発達する時代が来るかもしれませんね。
 
 

●LPガス自動車の利点
 タクシーがLPガスを燃料にする理由は燃料費コスト削減のほかにも大きな利点があります。
 それは環境にやさしいということ。大気汚染がありません。LPガス車は排気ガスに二酸化炭素も少なく黒煙排出はゼロ!
 そのほかに騒音が低いのも特徴です
 地球温暖化など、大気汚染が世界中で問題になる中、タクシーってスゴイ!環境問題に積極的に取り組んでいると言えますね。
 LPガス自動車はディーゼル車と同じレベルの低コストで環境にも優しいとこれからの時代にピッタリの自動車と言えます。

 

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